松林桂月の掛軸「渓山間居図」共箱 お買取 | 株式会社かぐら堂

朝晩の冷え込みが厳しくなり、鮮やかな赤や黄色のコントラストが美しい紅葉の季節となりました。紅葉狩りに出かける方も多いでしょうが、掛軸で自然を楽しむというのもオツなものです。

先日、お買い取りさせていただきました松林桂月の掛軸「渓山間居図」には、緑の山が描かれており、まるで壮大な自然に身を置いているかのような荘厳な銘品です。
作者の「松林桂月（まつばやし けいげつ）」は、ニューヨーク万国博覧会への出品や近代南画界の振興に大きな影響を与えるなど、近代の日本画を代表する画家です。「春宵花影」など数々の名画を残していますが、絵だけではなく漢詩にも親しみ詩・書・画と三絶を極めたことでも知られており、渓山間居図の上部にも詩が書かれています。
掛軸はもちろん共箱の状態もよく、買取額は100,000円を提示したところ、ご依頼主様にも大変喜んでいただけました。

もし、お手元に松林桂月の書画や掛軸があるなら査定してみるのもおすすめです。今回のように思わぬ高値となる可能性も大いにあります。かぐら堂は、骨董や美術品を正確かつスピーディーに鑑定するプロ集団です。真の価値を知りたいという場合はお気軽にご相談ください。