中国掛軸の買取・売却・鑑定
- 近年、中国骨董品・美術品の人気が高まってきています。掛軸もそのひとつ。多くの収集家がよりよい作品を手に入れようとしているため、非常に高価で取引されています。そこで、中国美術品の中でも人気の高い、書画・絵画などの「掛軸」についてご紹介します。
時代によって標準書体が移り変わっており、基本的には篆書(てんしょ)、隷書、草書、行書、楷書の5種類の書体があります。また、より状態のよいものが高く売れますが、日本にある中国掛軸は、桐箱に入れられ絹などで包んであるなどとても保管状態のよいものが多く存在しています。
中国の掛軸など、高価買取が実現する中国美術品は、20年以上前のものです。2007年に改定された「中国文物の海外持ち出し基準」によると、1911年より前の骨董品類は中国の外に持ち出すことが禁じられ、多数持ち出した者は無期懲役の処罰を受けます。そのため、非常に価値があり、収集家がよいものを求めているのです。
しかし、この中国美術品の良し悪しを見分けるのは困難で、専門的な知識が必要です。当店の鑑定士は中国骨董品・美術品の知識が豊富なので、安心してお任せください。
中国掛軸の高額査定と鑑定のポイント
前述しましたが、日本に20年以上前に入ってきた中国掛軸については、従来のものと比較して数倍の高値がついています。たとえば、張大千、陳元輔などの有名作家の掛軸は数十万円〜数億円で多く取引されています。
当店なら経験豊富な鑑定士が出張査定・買取させていただきますので、中国掛軸の売却を検討されている方は、ぜひ当店にご連絡ください。その他、日本画なども扱っております。お気軽にお問合せください。
中国掛軸は、その正確な価値を見極めるのがとても困難な美術品です。鑑定の専門家は以下のポイントをトータルで判断します。
ポイント1 いつの時代のものか
古い作品ほど高値がつき、特に20年以上前のものは高額査定が可能となります。
ポイント2 有名作家の作品かどうか
収集家は、有名作家の作品を欲しがっていることが多く、以下のような作家の作品は高価買取が実現します。 王一亭(おういってい)、康有為(こうゆうい)、徐悲鴻(じょひこう)、斉白石(さいはくせき)、張大千(ちょうたいせん)、林風眠(りんふうみん)、呉昌碩(ごしょうせき)、傅抱石(ふほうせき)、李可染(りかせん)、呉作人(ごさくじん)、黄賓虹(こうひんこう)、黄冑(こうちゅう)など。
ポイント3 保管状態がよい
破れ、しみ、カビ、しわなどがない掛軸は、評価が高くなります。
ポイント4 書や絵画そのものの出来栄え
同じ作家のものでも、絵画や文字の美しさが引き立っているものは、より高価となります。
ポイント5 鑑定書などの付属品があるかどうか
鑑定書、箱、包装紙などの付属品がある場合は、お品物と一緒に査定に出すことが大切です。箱にはそのお品物の情報が記載されていることが多いので、仮にボロボロになったものでも捨てないようにしましょう。特に、箱に名称と署名があるかどうかが重要ポイントとなります。
また、中国の骨董品・美術品類は、そのほとんどが模造品であるといわれており、取引きの際、正確な見極めが必要となります。安易に売買をしてしまったことで、偽物をつかまされてしまったり、知らずに売却してしまったりすることも…。このようなことにならないよう、専門家の目利きが必要となります。
中国画 | ||
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王一亭 | 徐悲鴻 | 康有為 |
数十万円〜500万円 | 数十万円〜数億円 | 数十万円〜500万円 |
※時期、作品によって変動しますので詳しく知りたい場合はご連絡ください。
康有為
康有為(こうゆうい/1858年~1927年)は、清末民初にかけての思想家・政治家・書家です。清広東省広州府南海県(現在の仙仏市南海区)に生まれ、儒学や陽明学・仏教を学び、上海に出て欧米の文明や思想にも触れました。
戊戌の政変をきっかけに日本に亡命したこともあり、日本の明治維新をモデルとした、清朝皇帝を中心とする立憲君主政国家を目指して運動を行いました。
有為は公羊学者としても知られ、代表作には「皇帝十有三年春」「広芸舟双楫」などがあります。有為の書の掛軸は人気が高く、高額査定が可能でありながら、鑑定が難しい作家の一人でもあります。正当な評価でのご売却をお考えの方は、かぐら堂にご相談ください。
中国画のメール査定時の撮影ポイント
メール査定時の写真撮影のポイントをご紹介します!
素早くかつ正確な査定に繋がりますので、ご協力をお願いいたします。
掛軸全体の撮影
手ブレやピントがずれないよう正面から撮影します。
その際、掛軸全体が画角に収まるようお願いいたします。
掛軸全体の撮影によって全体像を確認させていただきます。
掛軸の絵の部分のみの撮影
先ほど同様、手ブレやピントがずれないよう正面から掛軸の絵が描かれた部分のみを撮影します。
掛軸内にある署名・落款の撮影
掛軸内にある署名や落款(印象)を撮影します。
その際、文字や落款の部分が見えやすいよう明るいところで、できるだけ大きく撮影します。
署名と落款の両方が映るように撮影していただくのですが、片方しかない場合や両方ともない場合もございますのでご注意ください。
箱や鑑定書などの付随品の撮影
箱、鑑定書ともに記載されている文字がはっきりと映るように撮影します。
箱には裏面表面ともに文字が書かれている場合がございますので、あらかじめご確認ください。
両面に書かれている場合は両面とも撮影します。
当社が選ばれる3つの理由
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かぐら堂グループの「日本・中国骨董品買取協会」では、お客様が売却をお考えのさまざまなジャンルの査定品を鑑定するキャリア10年~20年の専門スタッフが在籍しております。
もちろんスタッフ全員がお客様にご満足いただける高額買取を実現するために、茶道具や掛軸、アンティーク家具・食器、翡翠に珊瑚、陶磁器、刀剣、古書、絵画などの専門的な知識を習得し、それぞれの相場を十分考慮した上で当社に利益が残るギリギリの買取り額をご提示させていただきますのでどうかご安心してお任せくださいませ。
おかげさまで当社は、今までの地道な買取実績を認めていただき、年間買取り数は300件を越え、90%以上のご成約率を達成することも出来ました。また、業界大手の買取り会社様に査定精度の高さを認めていただき、買取りのご依頼を承るようにもなりました。 -
お客様が出張買取りをご依頼された場合でも、出張費や交通費などの費用は一切必要ございません。また宅配便で弊社にお品物をお送りいただく場合も「着払い」をご利用いただくことでお客様のご負担額は0円でございます。
もちろん当社がお客様の希望される買取金額をご提示できなかった場合でも手数料などの諸費用は一切頂いておりません。
お問い合わせいただいた時点で高額品と判断させて頂いた場合は、出張可能エリアに限らず全国どこへでも無料でお伺いさせていただきますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。 -
◯大切なご家族を亡くされて
「遺品整理」をお考えの方。
◯お引越しのタイミングに合わせて
美術品や骨董品を処分したい方。
◯急にお金が必要に・・・。
アンティーク品が高く売れるなら
手放したい方。
◯近所のリサイクルショップに買い
取ってもらうのは不安だという方。
当社では幅広い分野の骨董品に精通しております。お客様が売却をお考えのお品物がたくさんございます場合でも、お客様の大切な想い出のお品ひとつひとつ精度の高い査定をさせて頂くます。
「ご自宅一軒丸ごと」といった査定でも大丈夫です。おまとめ査定をご希望のお客様は、お電話にてお申し付けくださいませ。
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