陶磁器の買取
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- 食器や置物、花瓶など、私たちが日頃使用している焼き物は、土器、石器、陶磁器、磁器の順に発達してきましたが、この4種類はそれぞれ特徴が異なります。ここでは、陶磁器の特徴についてご説明します。
陶磁器は、具体的には壺、茶道具、置物、お皿などの食器類、その他美術品などが挙げられ、古い時代から現代まで、多くの人に親しまれているものです。このような陶磁器は、自然界にある粘土でできており、磁器よりもやわらかく土器よりも硬いという特徴があり、厚手のものが多く叩くと鈍い音がします。一方、磁器は石物とも呼ばれ、粉状の石に粘土を加えたもので作られています。
また、陶磁器は吸水性があり割れやすいため、表面に層をつくるための釉薬(ゆうやく)を塗ります。これによりガラス質の膜ができるので、水が漏れるのを防ぎます。
陶磁器を焼くときの温度は、800度~1200度。磁器のように高温で焼かれることはありません。触れたときの感触は磁器に比べてとてもやわらかく、その温かみに魅力を感じ、古いものから現代のものまでさまざまな陶磁器を鑑賞して楽しむ人が多く存在します。
その他の陶磁器の特徴としては、作品ごとに表情が違うという点があげられます。作家によって、また焼き具合や釉薬のかかり具合によってもムラなどの具合が異なり、出来上がりの風合いがひとつひとつ違います。色の濃さ、模様、表面の凹凸など、同じものが二つとないので、陶磁器ファンは作品ごとの違いを楽しむことができるのです。
陶磁器の種類
陶磁器をいくつかの種類に分類する際は、主に産地で分けることが多いです。そこで、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
唐津焼(佐賀)
朝鮮出兵の際、豊臣秀吉が朝鮮の陶工を日本に連れてきたことをきっかけに、唐津焼が始まったといわれています。
益子焼(栃木)
しっかりした仕上がりと渋みのある味わいが人気の陶磁器。18535年に大塚啓三郎が始め、江戸で使われていたといわれています。
美濃焼(岐阜)
平安時代、白瓷(しらし)という陶磁器が誕生したころから、陶磁器の産地として有名になった美濃。いろいろな技法のある美濃焼は15種類あります。
その他、赤津焼(愛知)、伊賀焼(三重県)、岩見焼(島根)、越前焼(福井)、大谷焼(徳島)、大堀相馬焼(福島)、笠間焼(茨城)などがあります。
幅広く陶磁器を買取いたします
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出張買取
買取価格12,000円
金城次郎 ぐい呑 陶磁器
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出張買取
買取価格85,000円
田村耕一 梅 陶額 陶磁器
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買取価格500,000円
富本憲吉 陶額 色絵磁器
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出張買取
買取価格15,000円
14代目酒井田柿右衛門 藤澤 東海道五拾三次画 額皿
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陶磁器の種類一覧
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浜田庄司 柿釉赤絵丸文急須
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金城次郎カタツムリ鉢
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金城次郎 線彫双魚文抱瓶
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金城次郎 ぐい呑 酒器
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陶磁器・陶芸品の鑑定ポイント
多くの陶磁器ファンが、さまざまな作品を求めています。保存状態のよいものが高価買取となるケースが多いですが、ものによっては、割れや欠けなどがあったとしても高値がつくことがあります。
陶磁器などを買取依頼する際、古い時代のものや人気作家のものが、価値が高く高価となりますが、特に、いつ作られたのかがポイントとなることが多いです。もっとも価値の高い時代の陶磁器は、室町時代から安土桃山時代のもので、この時代は陶磁器の全盛期と言われたため高価買取が実現します。
また、陶磁器というのは贋作が多く、本物であることを証明するためにも付属品が残っている方がより高価となります。お手持ちの陶磁器を大切に保存するのはもちろん、付属品も紛失しないよう合わせて保管することをおすすめします。
なお、西洋の焼き物は、そのほとんどが磁器ですが、陶磁器製の西洋人形などは買取において人気があります。
骨董品の中でも高価買取が実現する陶磁器をお持ちの方は、一度買取業者に鑑定依頼をし、その価値を確かめてみてはいかがでしょうか。


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