象牙糸巻の買取・鑑定・査定
三味線などの和楽器やその備品には、象牙が多く使用されています。象牙は、ワシントン条約で輸入・輸出が制限されているため、現在では希少価値のある高級品として大変人気があります。そこで、三味線に必要不可欠な「象牙素材の糸巻」についてご紹介します。
象牙糸巻高価買取
三味線の糸巻は調弦する際に欠かせないものであり、その素材には象牙製、黒檀(こくたん)製、紅木製、アクリル製があります。中には金が埋め込んであるものやクリスタル製のものも…。
糸巻の材質が音色を決めるといっても過言ではないため、糸を巻きつけたときのフィット感はとても重要です。もちろん、耐久性もよいものが求められますが、その全てを兼ね備えているのが象牙素材の糸巻です。
撥も象牙のものが最高級品として扱われますが、糸巻も同様で象牙素材が大変人気となっており、変色のない美品には高値がつき高価買取が実現します。和楽器専門の買取を行う当店では、このような象牙糸巻などに高価査定額を提示しておりますので、お気軽にご利用ください。
象牙糸巻とは?
三味線本体は、天神(糸倉)、棹(ネック)、胴(ボディ)から成り立っていますが、もっとも頭の方にある「3本の糸を巻き付けたり音の伸びを調整したりする音の細工を行っている部分が天神です。この天神で糸を巻き付けているのが糸巻で、天神に差し込んで糸を固定し音程を調整します。
糸巻の種類は、三味線の種類によっても異なります。津軽三味線用の糸巻は太く、長唄、地歌用のものは細いのが特徴で、素材によっても太さは異なります。また、握りやすいように六角形、または八角形をしており、型の種類には素六(面取りしていない)、面取(角部分が少しなめらかになっている)、宇柄(花びら型)などがあり、3本一組として使用されます。
象牙製、黒檀(こくたん)製、紅木製、アクリル製の中では象牙がもっとも華やかなため舞台映えがよく、プロが多く使用しており、買取価格も一番高価となっています。
象牙糸巻の鑑定ポイント
ポイント1象牙の質と重さ
象牙そのものの質や重さにより買取額が異なり、基本的に重量が重くなるほど高くなります。
ポイント2変色がないかどうか
白いものほど高値がつきます。象牙は長年使用していると、手の油などによって黄色く変色してしまうため、使用後の手入れなどをしっかりと行っておくと良い状態のまま売却することができます。
ポイント3艶があるかどうか
象牙は磨くことで艶が出ます。舞台映え効果を期待するためには、糸巻の艶はとても重要です。
このように、糸巻の中でも象牙製のものは評価が高くなっています。特に、当店のように和楽器専門的の査定士であれば、正しい鑑定が可能。よいところをきちんと評価し、出張査定にて高価買取させていただきます。ご質問などもお受けいたしますので、お気軽にご連絡ください。お待ちしております。
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