紅木三味線の買取・鑑定・査定
和楽器の代表である三味線は、さまざまな音を奏でます。力強い音、明るい音、深みのある音など、演奏者によって魅力的な演奏を楽しむことができます。この三味線の音の決め手となるものは、演奏者だけではありません。三味線の種類によってもその響きは違ってきます。そこで、今日は素晴らしい音色が特徴で、買取でも人気のある紅木三味線について詳しくご紹介したいと思います。
紅木三味線の高価買取
三味線の音色の決め手の一つとなるのが棹の材質です。お稽古用として使用されるのが「花林材」。次に中級品としてお稽古用、演奏会用に使用されるのが「紫檀材」。そして、最高級品として扱われ、演奏会用に使用されるのが「紅木材」です。
もっとも高級品である紅木(コウキ)は、インド南東部の奥地にある岩場に生息している木のことで、高級銘木の一種です(一部アフリカ産もありますが品質が劣る)。岩と岩の間のくぼんだ箇所に生殖していますが、最近は減少してきているため、ワシントン条約(第2類に分類)において国際取引に関し規制が設けられている貴重な木となっています。紅木の特徴は、密度が高く堅くて重いという点。よいものは、水に沈んでしまうほどです。
この最高級品の紅木を棹に使用している紅木三味線なら、高値での売却が可能。買取りを希望される場合は、お気軽に当店にご依頼ください。和楽器鑑定のプロが出張買取させていただきます。
紅木三味線の鑑定ポイント
紅木の中でも、さらに高値がつく種類を見分けるのが鑑定のポイントです。
ポイント1トチ(模様)が美しいかどうか
トチという木目とはまた違った紅木特有の模様がたくさん浮き出ているものは、さらに高級品として扱われるため、高価買取が可能となります。ちなみに、アフリカ産の紅木にはトチがなく、インド産のものにはトチがあります。
ポイント2金細三味線の場合はさらに高級品扱いとなる
ホゾという継ぎ手(棹と棹が擦り合わさる箇所)の部分に金が入っているものを金細三味線(きんぼそしゃみせん)といいますが、舞台などに使用するのにふさわしい最高級品として扱われています。また、金を入れることで音もよく響くようになります。
ポイント3固く重い木材かどうか
重さと堅さのある紅木は古山、古紅木といわれ、素晴らしい音色を奏でます。
これらのポイントの他にも、日頃の保管状態がよいお品物や年代物は高価となる可能性がありますので、お気軽に査定をご依頼ください。なお、付属品がある場合は、全て添えていただくことで高価買取につながります。お手持ちの付属品は全てご用意ください。
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