麻型彫り琴の買取・鑑定・査定
麻型彫り琴の高価買取
琴の品質を見分ける際に重要視される項目のひとつに、琴本体の内部の彫り細工があります。琴を装飾するこの彫り細工は見た目に美しいものほど高価格となりますが、その役割は装飾だけではなく、音色にも影響します。
職人が工房にて丹念にノミを使って細かく彫っていくのですが、彫り方ひとつで音色が変わってしまうため、重要な位置づけとなっています。彫り細工の良し悪しで音色が決まるといってもいいでしょう。当然、名人の彫り細工であれば高価となります。
音の反響をよいものにするためには、内部を細かく彫ることがポイントですが、もっとも高級品とされる模様が麻型彫りです。ダイヤモンド彫りとも呼ばれており、複雑でより細かいものほどよい品質であるとされています。
その他、麻型彫りには及びませんが、子持ち綾杉彫り、綾杉彫り、そしてお稽古用のすだれ彫りなどかあります。
麻型彫り琴の鑑定ポイント
麻型彫り琴の鑑定ポイントは以下の通りです。
ポイント1細かい模様が施されているかどうか
麻型彫り琴の細工の様子は、琴の裏穴を覗くとわかります。麻型彫り細工の部分がより細かく複雑で、見た目が美しいものが高評価となります。
ポイント2麻型彫りが施されている材質の良し悪し
麻型彫りは通常、最も品質のよい桐材に施されています。国産の会津桐がその最高級の材質ですが、その中でもより質のよい桐材であればあるほど、高価となります。
ポイント3木目が複雑であるかどうか
ポイント2と重複しますが、使用される木材の木目が複雑であるものほどよい音色となるため高級品とされています。見た目にも華やかなため、演奏会用として使用されます。
麻型彫り琴の買取相場
お琴の買取相場は、その質によって異なります。良質の桐材の場合、くり甲(甲と裏板のつなぎ目がない作りのこと)としてつくられ、最高級品に位置づけられます。さらに麻型彫りなら評価はより高くなります。
このような最高クラスの琴は優れた音質や美しい余韻が特徴で、和楽器として最高に優れているだけでなく、芸術品としても価値があるといえるでしょう。
ちなみに、演奏用琴である「超希少麻型彫 くり甲玉縁玉杢」の商品の場合、約300
円で買取されています。
当店は、和楽器専門の買取業者ですので、山田流琴、生田流琴などを買取させていただいております。特に麻型彫り琴のような高級品の買取を行っておりますので、ご売却を希望される方はぜひ当店にご連絡ください。出張査定・買取にお伺いいたします。
« くり甲琴の買取・売却・鑑定 | 紅木三味線の買取・鑑定・査定 »
カテゴリー

カテゴリー
過去の記事
会社概要
株式会社かぐら堂
埼玉 和光店 本社
〒351-0112
埼玉県和光市丸山台2-6-20 1F
古物営業許可証
埼玉県公安委員会
第431040031602
特別国際種事業者
登録番号00067