十三絃琴の買取・売却・鑑定
十三絃琴の高価買取
琴の流派には、大きく2つの流派「生田流」と「山田流」がありますが、これらの違うところは、爪の形と弾く姿勢であり、どちらも基本的に13絃琴を使用し演奏します。十三絃琴の種類の違いとしては、お稽古用か、演奏会用かが大きな違いといえます。
基本的に、練習用の十三絃琴には値がつかないことが多く、よい材質のもので細かい彫りがなされている演奏会用の方が高値で買取が実現します。また、古い琴よりも新しい琴の方がより高値がつきます。
十三絃琴の特徴
十三絃琴の場合は骨董品としての価値がありません。そのため、新しいものほど価値が高いと判断できます。また、演奏会用の琴の場合は、内部の全体にノミで細かい彫が施されているので、非常に音響効果が得られます。より複雑で細かいものほど価値が高くなります。
十三絃琴の鑑定ポイント
ポイント1お稽古用か演奏会用か
演奏会用の琴なら高価買取が期待できます。演奏会用の琴の場合、琴の内面に入っている彫りが綾杉彫りというもので、長い面に対し彫りが横にギザギザに入っています。綾杉彫りよりももっと複雑なものが子持ち綾杉。さらに珍しいものには、麻型彫りというのがあります。これは、ダイヤモンド彫りともいい、綾杉彫り、子持ち綾杉よりも高価となります。
ポイント2保管状態がよく手入れが行き届いているか
傷や錆びがあったり絃が切れていたりすると、減額の対象となってしまいます。直射日光のあたらない場所で、湿気や低温・高温にならないところにきちんと保管されていた良品・美品の場合は、高価買取が期待できます。
ポイント3口前サック、琴カバーなどがついているか
琴に付属品がついていれば、その分高い査定となります。 口前サック、琴カバー、角爪、琴柱、型譜面台、絃、ピン調整用ハンドル、鳥居台などが揃っているかどうかチェックしましょう。
会津桐琴の買取相場
会津桐琴は基本的に高価買取となるお品物ですが、同じ会津桐でも木目の狭い最高級品のものは二百万円以上の価格がつくものもあります。本体の材質はもちろん、その他の仕上げに上質な紅木、象牙が使用されていたり、甲の裏の彫りに麻型彫り、子持ち綾杉彫りなどが施されていれば、音はもちろん見た目にも高評価となり、高値買取が実現します。本体が会津桐、玉縁が紅木巻き、くり甲というつくりの演奏会用琴などをお持ちの方は、ぜひ鑑定をご依頼ください。
当店は、和楽器専門の買取店ですので、琴を正確に査定する鑑定士が在籍しております。無料出張査定・買取させていただきますので、お気軽にご連絡ください。
十三絃琴の買取相場
十三絃琴の相場で高いお品物は演奏会用のものであることが前提ですが、やはり手入れが行き届いているかどうかが大きなポイントになります。新しいものほど価値があるので、できるだけ時間がたたないうちに売却をされることをおすすめします。
材質や彫りがよいものであれば、絃が切れていても買取可能です。ただ、甲の部分に傷などの破損がある場合は、音に影響するため、減額対象となることがあります。
十三絃琴のような和楽器の査定・買取なら、和楽器の買取専門業者「千秋堂にお任せください。無料出張査定にてお伺いさせていただきます。
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