十七絃琴の買取・売却・鑑定
十七絃琴の高価買取
大きな板に弦を張った日本古来からの伝統楽器であるお琴。琴にもいくつかの種類があり、「琴(きんC」「箏(そう)」「和琴 (わごん)」「一絃琴 (須磨琴)」「二絃琴(八雲)」などがあります。十七絃琴は箏にあたり、十七絃や十七絃箏とも呼ばれます。
古来からあるものではなく、春の海の作曲者としてとして有名な宮城道雄が大正末期頃に考案した比較的新しいタイプです。低音を担当しており大型で、縁の下の力持ち的な存在ですが、べっ甲を用いたものもあるなど高額買取の対象となる十七弦琴も多数みられます。
十七絃琴の特徴
形はかなり似通っている琴と箏の違いは、音程の決め方です。箏は柱を使いますが琴は弦を押さえる指の置き場で調整します。箏に琴の字を当てることもあり一般的に出回っている琴の写真や図はそうであることも多く、多くの方が箏を琴だと思っています。
箏は元々、中国から雅楽に使われる「楽箏(がくそう)」として伝来し、平安時代になると文学作品や絵画にも登場し日本に馴染み愛されている様子がみられます。
江戸時代の中期には生田流や山田流など流派に分かれ活発に作曲をするなど箏文化を発展させました。実は、長らく目の見えない方のみが演奏できる楽器とされていた箏ですが、明治以降は規制が解かれることで演奏者の人口も増え、新しい箏が作られるきっかけとなったのです。
十七絃琴の鑑定ポイント
現在は生産の7割が福島県。その鑑定ポイントは、素材と内部の彫り細工です。学生の学習用など安価なものでは、柱にプラスチックを使っていますが、舞台用途もなればべっ甲や象牙などの高級素材を使用しています。 また、箏の音を左右する反響をより複雑にするために内部に彫刻が施されていますが、ここも大きなポイントです。職人の腕の見せどころといわれており、ダイヤモンド彫りや子持ち綾杉彫りなど複雑で美しいものは高額査定になりやすいでしょう。
会津桐琴の買取相場
会津桐琴は基本的に高価買取となるお品物ですが、同じ会津桐でも木目の狭い最高級品のものは二百万円以上の価格がつくものもあります。本体の材質はもちろん、その他の仕上げに上質な紅木、象牙が使用されていたり、甲の裏の彫りに麻型彫り、子持ち綾杉彫りなどが施されていれば、音はもちろん見た目にも高評価となり、高値買取が実現します。本体が会津桐、玉縁が紅木巻き、くり甲というつくりの演奏会用琴などをお持ちの方は、ぜひ鑑定をご依頼ください。
当店は、和楽器専門の買取店ですので、琴を正確に査定する鑑定士が在籍しております。無料出張査定・買取させていただきますので、お気軽にご連絡ください。
十七絃琴の買取相場
実際の買取相場はどのようになっているのかみてみましょう。買取例としては、
箏の舞台用 15万円
基本的に十七弦箏は高額になりやすく、爪だけなどパーツのみの買取も実施しています。しかし、正確な価値での査定を希望するなら、楽器店でなく和楽器のプロが鑑定する業者に依頼しましょう。正確に鑑定するには和楽器の種類や歴史に詳しいだけでなく、見る目も鍛えられていなくてはなりません。当店には査定実も知識も豊富で、正確な価格を導きだすプロ鑑定士が在籍しています。箏を運べないという場合にもご相談いただければ、無料出張にお伺いいたしますのでご安心ください。
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