会津桐琴の買取・売却・鑑定
会津桐琴の高価買取
和楽器「琴(箏) には、その材質、内部の彫り細工、竜頭・竜尾の仕上がり具合など、さまざまな鑑定ポイントがあります。中でも楽器の大部分を占めるボディの箏材は重要ポイントです。そこで、特に高価買取が実現する会津桐琴についてご紹介します。
会津桐琴の特徴
琴のボディの部分は桐を用いてつくられていますが、桐の中でも特に雪の多い会津地方のものが最適であるといわれています。会津桐というのは、湿気に強いので乾燥したとしても割れにくいという特性があり、また水分の含有量、および密度などがほどよく、よい音色を奏でるという特徴もあります。粘性と硬さのバランスが非常によく、心地よい響きを生み出すのです。
琴にとって音響性のよさというものは欠かせない要件であり、また、会津の桐は見た目にも美しいので、会津桐琴は素晴らしい特徴を持った材質といいえるでしょう。
会津桐琴の鑑定ポイント
何といってもボディの材質のよさが鑑定ポイントとなります。同じ会津桐でも、よりよい環境の土地で育ったものは材質がよいといわれており、それを見分けることが重要です。
ポイント1重く、硬さがあるかどうか
よい土地でできた桐は、重さ、硬さがあります。しっかりした材質のほうが、より美しい音を奏でます。
ポイント2年輪の幅が小さいかどうか
ゆっくりと雪で締め付けられて育つと、よい桐が出来あがります。その良し悪しを見極めるポイントが年輪です。年輪の幅が小さい桐は、絞まっている証拠。非常に響きのよい琴と判断できます。
ポイント3木目の美しさ
音響がよいのはもちろん、見た目に美しい琴は、高級琴と判断されます。そのため、ボディの木目が美しいかどうかもポイントとなります。また、よい職人がつくったものは、仕上がりも素晴らしいものとなります。
会津桐琴の買取相場
会津桐琴は基本的に高価買取となるお品物ですが、同じ会津桐でも木目の狭い最高級品のものは二百万円以上の価格がつくものもあります。本体の材質はもちろん、その他の仕上げに上質な紅木、象牙が使用されていたり、甲の裏の彫りに麻型彫り、子持ち綾杉彫りなどが施されていれば、音はもちろん見た目にも高評価となり、高値買取が実現します。本体が会津桐、玉縁が紅木巻き、くり甲というつくりの演奏会用琴などをお持ちの方は、ぜひ鑑定をご依頼ください。
当店は、和楽器専門の買取店ですので、琴を正確に査定する鑑定士が在籍しております。無料出張査定・買取させていただきますので、お気軽にご連絡ください。
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