何紹基の書 買取り査定
先日、板橋のお客様のところに、有名な詩人の書(掛軸)の買取りにいってきました。湿気や紫外線などの影響を受けないようきちんと保管されていたようで、年数が経っているものだったにもかかわらず、とても状態のよいお品物でした。皆さんも書の保管には十分に注意なさってくださいね。
さて、今日は、清代後期の有名な詩人、学者、そして能書家でもある「何紹基(かしょうき 1799-1873)」についてご紹介したいと思います。戸部尚書を務めた何凌漢の長男として道州に生まれ、1836年には進士(昔の中国において、官吏登用試験(科挙)の科目を合格した者)となった何紹基は、行草書などの作品を多く残しています。
何紹基についた号は、東洲、蝯叟であり、この号は、書を書く際、腕を思い切り伸ばし、書いていたことを表しています。
何紹基は、書では顔真卿を基礎とし活躍しましたが、それと同時に篆刻(てんこく)をしたり、古代中国の古文である鐘鼎文字などを学んだりしており、また、何紹基独自の書風で作品を書き続けたことが多くの人の心を動かしたといいます。亡くなるまで、非常にスケールの大きい作品を手がけ、高く評価されたといわれています。
当店では、このように有名な書家などの作品を、幅広く取り扱っております。売却をご検討中の方は、ぜひ、一度ご連絡ください。鑑定士がお伺いさせていただきます。
中国美術品 掛軸や陶器を高価買取致します。
現在、勢いのある中国が昔日本に流れた中国の美術品や骨董品を買戻しに来ている傾向がございます。
必然的に価格は高騰し、数十万で買われた掛軸や壷などが数百万から数千万で取引されております。
作家にもよりますが、想像を遥かにに上回る価格で買取出来る場合もございますので、
汚れているから。。状態が悪いから。。と捨ててしまう前に、当社専門店までお気軽にお問い合わせ下さい。
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