舟越保武　彫刻作品の鑑定／立川市 | 株式会社かぐら堂

近頃ニュースを見ていると、2020年東京五輪・パラリンピックの「新国立競技場」について、よく話題となっておりますね。膨大な予算が批判を浴び、一旦白紙に戻りましたが、現在、暗雲が垂れ込めているとか…。

利害関係により、第三者委員会の委員選定が難航しているのと、9月の中間報告提出まで時間がないようです。また、建築家の人選も、ゼネコンと利害関係のある者は排出されるので、スムーズにはいかない見込みとのこと。私は東京五輪を楽しみにしているので、変化がありましたら今後も皆さんにお伝えしていきますね。

さて、今日は、舟越保武（ふなこしやすたけ　1912年～2002年）について、ご紹介します。舟越保武は、先日ご紹介した佐藤忠良と一緒に、戦後の日本で活躍した彫刻家です。1939年に東京美術大学（後の東京藝術大学）を卒業、それと同時に出会った佐藤忠良と友人となり、終生交流があったようです。

卒業してから舟越保武は、石彫を独学で始めたそうで、残した作品は多く、周囲から注目される存在になりました。1962年 には、「長崎26殉教者記念像」を作り、高村光太郎賞を受賞。その他主な作品は、「原の城」、ダミアン神父をモデルにした「病醜のダミアン」「道東の四季－春－」など多数。「リンゴをもつ少年」「アンナ」「はばたき」「シオン」などの彫刻作品が、神戸市に設置されています。

このような、彫刻作品をお持ちの方は、ぜひ当店にご依頼ください。専門の鑑定士が査定し、買取価格をご提示いたします。買取店をご利用頂くのが初めての方も、丁寧にご対応させて頂いておりますので、ぜひお問い合わせください。