北区　三弦胡弓を出張買取 | 株式会社かぐら堂

先日、北区へ出張買取りへと行ってまいりました。北区は多くの方が好むような目立った観光施設はありません。ですが、「紙の博物館」や「お札と切手の博物館」、明治の実業家である渋沢氏のコレクションがみられる「渋沢史料館」があるなど私の心をくすぐる街の1つです。リフレッシュ･コーナーでは旧渋沢庭園を眺めつつコーヒーブレイクをすることができ、なかなかのおすすめスポット。近代史がお好きな方や、起業を考えている方は一度訪れてみると面白いかもしれませんよ。

さて、今回のご依頼を頂いたのは「三弦胡弓」です。よく中国の二胡と混同されていますが胡弓は三味線と並ぶ和楽器の1つであり、琉球のものとも使っている素材も形状も異なるものです。江戸時代中期には胡弓のための音楽「胡弓楽」が作られ、地歌・箏曲とともに三曲の1つに数えられています。ゆらぎが美しい雄大な音色にみせられる方は多いですが、良い先生が少なく続けることが難しい環境なのも否めません。

今回の鑑定では棹に紫檀が使われている点が高額査定へとつながり、お客様にも喜んで売却していただくことができました。もし、お手元に眠っている和楽器の売却をお考えの方はプロが出張査定に伺う千秋堂までお気軽にご相談ください。