品川区　都山流の尺八の鑑定・高額買取 | 株式会社かぐら堂

先日は品川へ出張買取へお伺いしたのですが、少し時間が余ったので「品川区立品川歴史館」で涼むことに。リニア中央新幹線の出発点となる予定の品川、江戸時代は東海道第一の宿場であったなど昔から交通の要所として栄えていた様子などを拝見しました。拝観料は100円と気軽に立ち寄れますが、水琴窟のある日本庭園や茶室があるなどなかなか充実しており、大人も楽しめる空間です。品川にお越しの際はぶらりと訪れるのもいいでしょう。

さて、今回の真の目的は都山流の尺八の鑑定です。歌口が半円なのが都山流の特徴ですが、自然に生えている素材を使うため1つとして同じ物はありません。また、査定の大きなポイントになるのが作者である製管師です。人間国宝のような大物から名もないものまで多彩な尺八があり、押されている焼印で確認します。いくつも付いているという場合はお墨付きを表している場合や、修復した際の印などそれぞれに意味があります。

今回は宮大工出身の実力派・欧秀の作であったため高額査定となり、その場で売却頂きました。尺八のコンディションを保つにはそれなりのお手入れが必要です。もし、お手元に眠っている尺八があれば和楽器鑑定のプロである千秋堂へご相談ください。