紫檀の津軽三味線・べっ甲撥を出張買取 | 株式会社かぐら堂

紫檀（したん）という素材をご存知でしょうか？漢字にすると馴染みがない方も「ローズウッド」なら聞いたことがあるかもしれません。紫檀は重く硬いため加工が難しいとされていますが、木目が美しく磨くことで美しい光沢が出てくる木材です。アロマオイルや、高級家具やフローリングの材料としても人気となっています。紫檀は計画性のない伐採が続き、ついに絶滅の恐れがでてきた影響で、ワシントン条約に名を連ねることとなりました。輸入はもうできなくなっていることから、紫檀でできた品物は希少価値があるとされています。

さて、和楽器の世界にも紫檀を使ったものは多々みられます。その中でも今回は、紫檀の津軽三味線とべっ甲バチを出張買取したことをお話いたしましょう。津軽三味線の世界では紫檀を使ったものは初級から中級の方に適しているのですが、今回は別の津軽三味線に買い替えをされるということでご依頼いただきました。長年愛用したということで痛みもみられましたが、査定で気にするのは棹が曲がりやヒビなどの大きな傷みや、装飾の美しさなので、大きな減額対象にはなりませんでした。これから高額になっていくことが予想される紫檀ですが管理が難しいという点も忘れてはいけません。三味線や琴など、和楽器がご不要になられた際は、ぜひ当社にご相談ください。確かな目利きで、高価買取いたします。