都山流尺八の買取・鑑定・査定
都山流尺八の高価買取
日本で古くから演奏されている木管楽器、尺八。尺八は空気によって木材を震わせることで音色を出します。そのため、尺八本体の長さによって音色が変わるのが特徴です。
能楽や狂言などの舞台では一人の奏者が複数の尺八を手元に置いていることがあります。一見不思議に思うかもしれませんが、長さによって音程が違う尺八はこのように一人で何本も持っていることが一般的でした。そのため、一人当たりの所有本数が多い尺八は、流派や職人の数が多いのが特徴です。
都山流尺八の特徴
尺八は素人から玄人まで、さまざまなレベルの職人が作ってきました。しかしながら、現代でも十分に価値を認められている尺八職人や流派は多くありません。なかでも、都山流尺八は評判がよく、現在でも高価買取の対象となっています。流派によって形状が違う尺八ですが、都山流では歌口角が丸みを帯びた形状をしています。
都山流尺八の鑑定ポイント
ポイント1焼印
尺八は数多く存在するため、重要な査定ポイントとなるのが「焼印」です。製管師が焼印を付けたものや、有名な尺八演奏家が焼印をつけたものは特に高い価値がつきます。一級品と呼ばれる尺八の中には、製管師が仕上がりのよさを強調するために複数の焼印を押した作品もあります。また、焼印のなかには「修復印」もあります。そのため、複数の焼印が押されていることも珍しくありません。
ポイント2造り・中継ぎの仕様
尺八の造りは、流派によって大きく分類することは可能です。また、同じ流派の中でも尺八の形状は異なります。特に中継ぎの金輪や藤巻きの素材はさまざまです。また、筒に漆や下地をいれて内部を均一にしている地塗り尺八と、地無し尺八も買取価額は異なります。地無し尺八は、骨董品として価値が高い場合が多く、高価買取となる場合もあります。
ポイント3音色
最も大切なのは、尺八の音色です。尺八は使用している真竹の状態によって音色が違います。保存状態が悪く筒が劣化している場合は、キレイな音色が出なくなっている場合もあります。尺八は長さによって音程は異なりますが、どちらの場合であっても音のきれいさは重要な査定ポイントです。
都山流尺八の買取相場
尺八はざまざまな職人が作成しているため、査定金額は「誰が作り、どのように使用されていたか」によって大きく異なります。練習用に作られた尺八であっても有名な作家が作った作品であれば10万円相当の値が付くこともあります。
都山流の職人がつくった本番用の尺八であれば20万円以上の値段になる可能性もあります。尺八は形状や素材によって査定金額に違いがでるため、専門家に見てもらうことが大切です。
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