骨董品 煙管(煙草入れ)のお買取り
昭和40年代、日本人男性は82%以上が煙草を吸っていましたが、平成30年には27%まで落ち込んでおり、喫煙を禁止する場所も少なくありません。
南蛮貿易で16世紀の末頃に渡来し、あっという間に根付いてしまいましたが、江戸幕府も煙草に手を焼いており栽培や喫煙の禁止令を出したのだとか。しばらくすると禁令は出なくなり、竹や陶器を使った煙管(キセル)が発展を遂げ、現代にも受け継がれています。持ち運びのための煙草入れにも美しさが求められるようになり、階級やTPOに応じたデザインが生まれました。
今回の依頼品は、「腰差し(こしざし)」と呼ばれ、煙管を筒に入れ、腰に差して持ち歩くタイプの煙草入れです。革が使われていますが、庶民が使用していたのは和紙に柿渋や桐油を施したものであり、依頼品は上流階級で使われていたことが伺えます。状態もよく、30,000円でお買い取りさせていただきました。
骨董品や美術品は、見た目だけでなくその品物の歴史や背景、市場価格などいろいろな知識と経験がないと正しい鑑定はできず、真の査定価格を導き出すことはできません。お手元で眠っているお品の買取を希望されているなら、骨董品・美術品査定のプロ「かぐら堂」までお気軽にご相談ください。
買取価格 | 30,000円 |
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品物名 | 煙管(煙草入れ) |
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